【詩】 10月の週末
土曜日の3時
透明なガラスの容器にコーヒー豆
“今日はこれがいい”っと
豆の種類よりも、その日の気分で選ぶ君は
いつも迷うことなく指をさす
ミルで豆を挽きながら
お湯を沸かし、カップを温めておく
その間、君は部屋に漂う
コーヒーの香りと共に
テーブルクロスとデザートフォークを楽しそうに用意している
モンブランがテーブルの中心にそびえ立っていた
さっきデパ地下で購入した秋をイメージするケーキ
“頂上で逢おう”
そう言って、食べ始める君
ふと、頭の中で
君と一緒に見る山の頂からの風景をイメージした
10月の週末
透明なガラスの容器にコーヒー豆
“今日はこれがいい”っと
豆の種類よりも、その日の気分で選ぶ君は
いつも迷うことなく指をさす
ミルで豆を挽きながら
お湯を沸かし、カップを温めておく
その間、君は部屋に漂う
コーヒーの香りと共に
テーブルクロスとデザートフォークを楽しそうに用意している
モンブランがテーブルの中心にそびえ立っていた
さっきデパ地下で購入した秋をイメージするケーキ
“頂上で逢おう”
そう言って、食べ始める君
ふと、頭の中で
君と一緒に見る山の頂からの風景をイメージした
10月の週末
by dayan-foto | 2014-03-04 02:00 | 詩