カテゴリ:詩( 134 )

【詩】 foto magic

白紙の便箋とすすまない筆
窓の景色を見ても 言葉が降りてこない

受話器を手にとり声を聴こうとして
最初の一言が浮かばない

ファインダー越しの貴方
シャッターを押すごとに
言葉が交わった

大正浪漫
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by dayan-foto | 2014-03-04 19:45 |

【詩】 いにしえの鐘

君がいる街

君がいた街

あの日のまま

静かに時を刻んで響かせている

爽やかな春風とともに
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by dayan-foto | 2014-03-04 19:30 |

【詩】  春雲(ハルグモ)

 流れる 春の香り
 キャンドルの灯りのように

 ゆらゆら揺れる
 心のハンモック

 花びらと一緒に
 高く舞い上がる
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by dayan-foto | 2014-03-04 19:15 |

【詩】 フゥ フゥ 冬

 フゥフゥと木のスプーンの上で
 波打っている コーンポタージュ

 寒い朝は 
 口数が 少なくなる
 そのかわり
 微笑が多くなる

 スープの最後をバケットで
 締めくくる 僕

 ポチャン っと
 一滴 テーブルに落ちてしまう

 それを布巾で何もなかったように
 拭き取る 君

 12月のキャッチボール
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by dayan-foto | 2014-03-04 19:10 |

【詩】 10月の週末

  土曜日の3時
  
  透明なガラスの容器にコーヒー豆
  “今日はこれがいい”っと
  豆の種類よりも、その日の気分で選ぶ君は
  いつも迷うことなく指をさす

  ミルで豆を挽きながら
  お湯を沸かし、カップを温めておく

  その間、君は部屋に漂う
  コーヒーの香りと共に
  テーブルクロスとデザートフォークを楽しそうに用意している

  モンブランがテーブルの中心にそびえ立っていた
  さっきデパ地下で購入した秋をイメージするケーキ

  “頂上で逢おう”
  そう言って、食べ始める君

  ふと、頭の中で
  君と一緒に見る山の頂からの風景をイメージした

  10月の週末
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by dayan-foto | 2014-03-04 02:00 |

【詩】  おいかけっこ

 その一杯がもたらすもの

 朝飲む珈琲
 独特な雰囲気、柔らかな陽射し
 そして
 君の寝顔が笑顔になる日常

 お気に入りの椅子と白山陶器のonest のカップで
 朝の訪れを祝う

 台所から 
 ネルから滴る音がゆっくりと伝わっていく
 その後を追いかけるように
 香りもおいかけっこしている

 小鳥もその様子をなんだか可笑し、嬉しそうに
 囀っている
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by dayan-foto | 2014-03-04 01:45 |

【詩】 街角コミュニケーション

 珈琲の匂いに包まれながらすごす
 何気ない時間の流れが好き

 新緑のようなギリシアの女神がモチーフになっているカフェ

 いつの間にか、行けば一言、二言と会話をする間柄になった

 記念日の日
 ギフトと元気がでるオレンジ色で書いたメッセージを渡した

 それからというもの、
 お店で珈琲を注文すると おまけがついてくる

 それは、
 一言メッセージ
 Take Out 用のカップにオレンジ色のペンで
 日本語だったり、漢字だったり、英語だったり、イラストだったりする
 その時の様子やお店の込み具合で書きわけているみたい


 言葉を捨てることは出来ない
 デジカメだと雰囲気が伝わらない
 だから
 ポラロイドカメラでひとつひとつ言葉を残していく

 部屋のコルクボードには
 優しさと気持ちがこもった
 メッセージが溢れている
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by dayan-foto | 2014-03-04 01:31 |

【詩】  Blue Ocean White Sand

  波の満ち干きと
  同じくらいの速度で写真が増えていく
  
  キミと出逢って全てが変わった

  部屋にはたくさんの思い出で
  飾られていく

  時々、喧嘩するけど
  部屋中のフォトを見たら
  何だか可笑しくなって、大笑い

  だから、キミが

     さびしさを感じたなら
     やくそく通り
     かけつけて
     すぐに
     きみのことを
     だきしめる
     よるの街頭の下で
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by dayan-foto | 2014-03-01 03:30 |

【詩】  秋の一こま

 どんぐりが肩に fall
 それがコマに変身

 2人で廻したコマは
 アイリッシュダンスのように
 楽しげに回転している

 他の人から見たら
 もしかして、回っているのは
 僕ら2人かも

 止まって欲しくない
 瞬間接着剤があれば

 っと思ったけど
 見えない 絆 の方が何倍も
 儚く、素敵なことに気づく

 僕にアキないでと月に願う
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by dayan-foto | 2014-03-01 03:15 |

【詩】  片足サイン

 週末の自由が丘
 寒くなる前にブランケットを
 一人用から大きめの二人用へ
 重さがなぜだか一人用より軽く感じる
 
 新作のブーツに片足を入れた
 その瞬間、恋が訪れる胸の動悸を感じた

 交差点
 多くの人が行きかう
 気になる人がいても
 きっかけがないからと思い込んで
 すれ違い
 
 後悔はもうしない
 というより、前に積極的に進むことを決めた
 だから、
 私は今日から
 信号になって、恋する赤色になって、
 遠くにいても、近くにいても
 気づいてもらえるまで
 サインを送り続ける

 街路樹のイチョウは
 それを見て頬が照れていく

 秋色模様
 
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by dayan-foto | 2014-03-01 03:00 |