【詩】  片足サイン

 週末の自由が丘
 寒くなる前にブランケットを
 一人用から大きめの二人用へ
 重さがなぜだか一人用より軽く感じる
 
 新作のブーツに片足を入れた
 その瞬間、恋が訪れる胸の動悸を感じた

 交差点
 多くの人が行きかう
 気になる人がいても
 きっかけがないからと思い込んで
 すれ違い
 
 後悔はもうしない
 というより、前に積極的に進むことを決めた
 だから、
 私は今日から
 信号になって、恋する赤色になって、
 遠くにいても、近くにいても
 気づいてもらえるまで
 サインを送り続ける

 街路樹のイチョウは
 それを見て頬が照れていく

 秋色模様
 
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by dayan-foto | 2014-03-01 03:00 |